とある、七月下旬の日曜日のことじゃった…。
えいこく屋でフレーバーティーをまとめ買いしようと、覚王山に寄ったら、なにやら賑わいが…。
おお、夏祭り。
さまざまなごった煮の異文化が織り成すこの夏祭り、今回も雨は降りつつ大盛況。
アフリカのシアバターが安く売られてたり、アーティストたちの作品が買えたり、バリダンサーらしき人たちが通ったり、スウイーツの人気店がパフェを売ってたり…と、屋台を見るだけで楽しい。
ぶじ紅茶を買い、また地下鉄の駅に戻った。
携帯で電話をしていた、そのとき。
ことばを失った。信じられないシルエット。
地下鉄の構内、ゆったりと階段をのぼってくるのは、まさか…………、
パンダマン。
漫画『ワンピース』を読んでいる人なら
誰でも知っているであろう、パンダマン。
しかも全身。
きつねにつままれるように、見入っていたら、目が合った。
笑いもしない。He is クール。
そして彼は、夏祭りの雑踏のなか、消えていった。
いったい何だったんじゃ、ありゃ。
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