2011-11-21

天下の名将、落合監督ありがとう!

ついに日本シリーズが終わった。

中日が日本一を決めることはままならなかったが、それでも、最後の最後の、落合監督が采配をふるうことができるメいっぱいの試合を、セリーグ優勝、クライマックスシリーズ1位、日本シリーズも最終戦・・・と、戦い抜いたことは素晴らしい。
中日に、敗因はないが、今までの勝因はある。
ただひたすら「ていねいに野球道を究めた。」ことだ。
もし仮に敗因があるとすれば、「まえの中日の名バッター、のりさんが、他球団に引き抜かれたこと」かも。お~い、ノリさん。カムバック希望!

でも投打ともに、いぶし銀の名選手ばかりだし、その立ち姿には、男の美学を感じる。
そしてその野球の美学をつくりあげたのは、まさしく落合監督だろう。

ファンはびっくりしたのだ。
就任1年目にして、選手はほぼそのままで、いきなりリーグ優勝したことを。
その翌年以降も、リーグ2位、優勝、2位&日本一、3位、2位、優勝、今回の優勝、と、これって凄くないですか?

リーグ優勝&日本一こそなかったが、今年は最大10ゲーム差をくつがえして、リーグ優勝したことが凄い。
最後の最後まで、リーグ優勝&日本一をめざせたことも凄い。

しかも凄いのは、選手がけっして派手ではないことだ。まさに野球を職業とした野球人ばかりだ。

中日ファンは、落合監督の言葉を、少ないながらも、重みがある言葉を、しっかり受け止めている。
落合監督のことばは、渋みがあり、美学がある。それが良い。

いつもその短い言葉を聞くと、ほっとする。

落合監督は、中日の選手時代から、中日ドラゴンズの顔であった。
中日の代名詞であった星野監督が阪神の監督になって、ファンは寂しかったが、落合監督が中日の監督になってくれて、感慨深かった。

そして落合監督の美学を知りながら(中日新聞の連載は、ファン必読!)、いまは中日ドラゴンズの歴史に残る名将となった。

ありがとう、落合監督。いつまでも中日を見守ってね。

2011-09-13

名東今昔~あなたの中の名東区

転勤族のひとにとって、今も昔も人気がある、名東区。
東京のひとからも大阪のひとからも人気なのは、まちの便利さと、自然の多さいっしょにあるからかもしれない。

たしかに、新しい店も多いし、自然も多い。

名東区にも森がアチコチあるし、区のそばにも大きな森が近いので、いろんな野鳥らしき鳥が、まちなかでも見られることも。

それでいて、新しいお店が多いので、ランチめぐりするだけでも飽きません。

習い事できる環境はふんだんにあるし、転勤族同士で新しい仲間づくりもさかん。育児が楽しめる要素がたくさんあるのも、魅力のひとつでしょう。

これはなかなか全国的にみても、他にはない雰囲気かもしれません。

その名東区の、昔と今を比べてタイムスリップできる、企画展が、げんざい名東区役所で行われています。
「名東今昔~あなたの中の名東区」。

昔の写真を見ると、なぜここがこれだけ自然が多いか分かるし、自然をたいせつにしながら、まちが発展してきたのが伺えます。

戦前、戦後、高度成長・・・と、とりわけ都市部は、景色のうつりかわりがありますが、名東区は、自然あふれる場所から、どんなふうに昔の雰囲気をだいじにしながら、まちを育ててきたか…というのが、パネルの今昔の写真から伝わってきます。
歴史をだいじにするまちって、ステキですね。

企画展は9月22日(木)まで。

2011-08-24

テレビ塔となごや②  と、ちょっとナイトZOO

さてテレビ塔は、名古屋の栄にある。

けっこう遠くからも見られるため、「テレビ塔より (東、西、キタ、ミナミ)」が、場所を説明するときに便利である。

テレビ塔からキタへミナミへとずいずい広がっているのが、セントラルパークと言われる公園。
セントラルパークといわれる地下街もテレビ塔を中心に、地下にある。こちらも広々とした地下街。ファッションが多い。

さて地上にもどろう。
道路も公園も広いため、このあたりは青空がのびのび広がっている。
なごぱんだは、この広々した感が好きである。

このテレビ塔のある、都心なのにのびのびしたエリアは、名古屋のまちの良さである。
ミナミに百貨店がつらなっているので、ぶらぶらして公園で一休み…とか、いろんな楽しみ方ができる、

テレビ塔もシルバーな感じで、品が良い。夜にはライトアップも美しい。
むかしは夜が真っ暗すぎて、歩くと怖いといわれ誰も近づかなかったが、いまは結構明るくなって、歩くひともよく見かける。

さて、お次は、八事よりちょっと北側で目にした塔。
この赤白な感じは東京タワーテイストであるが、こちらは中京テレビさん内にある塔(東山タワーというらしい)である。

中京テレビさんといえば、なつかしきは伝説の「5時SATマガジン」という番組があった。
音楽番組になっていったが、音楽バラエティという感じで、超オモシロかった。
かなり音楽通が喜ぶ、良いアーティストが出演していたような。
その中京テレビさんの現在のとある番組とのコラボらしき(たぶん)壁画を、東山動物園のナイトZOOで見かけた。
けっこうカッチョいい!
みんな知っているようで、写真を撮っていたひとも多かった。

ちなみに奥に見えるのが、東山スカイタワー。
夜の動物園はナイトZOOイベントのみだが、東山スカイタワーはふだんでも、夜も営業されていることが多い。
夜は夜景がキレイです。

さて最後に紹介するのは、ナイトZOOで見かけた、カメさん。
ナイトZOOは毎年いつも混んでいるらしいが、今年もやっぱり混んでいる。
でも暗いから、あんまり混んでいるのも気にならない(熱気で暑いけど)。

むしろ人が多いので、夜祭り的な楽しさがあるし、ただでさえ夜の動物園はアドベンチャー的な楽しさ。

真っ暗な暗闇で見る動物は大迫力だけど、たくさんの人でわいわい見ると楽しいもんです。
そんな、なごぱんだの夏日記でした。

もうすぐ秋。でもまだムシムシしていますが、それでも秋の気配が、名古屋もちょっとずつ訪れてます。

テレビ塔となごや①。

いろいろお騒がせのテレビ。
ずーっと茶の間の友でありつづけたテレビ。
90年代はスマッシュヒットや伝説なドラマや番組を連発し、みんなの帰宅をいそがせたテレビ。

そんなテレビも、時代とともに、ちょっぴり変わってきた。

さいきん話題だったのが、東京で行われた「某テレビ局の韓流ごり押しはちょっとカンベンしてよ」デモ。
日本人はほとんどデモを行わない(お付き合いなものは別)ので、「ついに立ち上がったか!」とビックリである。
もちろん何がしかのひとたち以外、一般市民なので、デモといっても穏やかである。
「不満があるひとたちがどれくらいいるか、集まってみた」という感じである。

デモがはじまった途端、各局かなり韓国テイスト控えた気がしなくもない。

たしかに、80年代以降、ずっと「世界は広い」と世界のアチコチを紹介していたのがテレビの良さのひとつだったのに、ここへきて1年間くらい、おとなりの韓国プロモーション的な色が強すぎているのも事実。

「アジア、北アメリカ、西アメリカ、ヨーロッパ、オセアニア、中東、アフリカ、南極北極…世界はものすっごく広いんだけど…」と、ただでさえ世界のあちこち旅行したひとが多い日本人から見て、さいきんのテレビは物足りないかもしれませぬ。

なんというか、どうせ知るなら日本国内の方が、日本人にとって奥深い文化が多いのだ。
(城文化や、歴史も何層にも渡って、日本の歴史はこまかく見ても、かなり飽きない)

もちろん、「予算がないので、プロモーションすると何らかいいんですよ」とか「韓国よいのですごく盛り上げたいんですよ」といわれれば、「ああ、そうですか…」だが、なんとなく「テレビ君は、日本人を捨てて、他に関心を示してしまったのね…」とココロ変わりした恋人 みたいな感じ。

でもそんな不満がでるというのは、テレビがそれだけ愛されていたということ。

そしてテレビ塔。
 ついに先月7月に地デジ化となり、「テレビ塔どうするんだー」ということが、ちらほら言われているとかいないとか。

寄付金によって何とか運営できないか…も一案あるが、それなら東北支援の方が優先?という声もでそう。

でも名古屋・栄にとってテレビ塔はずっとシンボルだったので、「いなくなるなんて考えもしなかった」という存在でもあります。
(②へつづく)

2011-06-28

暑いぜ!名古屋!

ああああ~~~~~またまた暑い。

トゲがささるような暑さだ。インド人もびっくりだ。(ほんとにビックリしているかは不明。)

去年は暑いなりにも「上海万博行った?」「行ったよ~」「どうしよっかな~って思ってる」など、お隣さんでの万博話題で盛り上がったのだが、今年は近くで万博もない。というか万博もない。

今後あったとしても、中国以外の万博は、たぶんちょっぴり地味であろう。

上海万博行きたかったけど、ちょうど尖閣問題もあったけど、なんだかそうだったんだよねぇ・・・
上海って、ちょっと暑そうなイメージ。

でもあーんな派手な、デカイ万博はもうないかもなぁ・・・って思ったら、行っておけばよかったかなーと、ちょっぴりなつかしい。

さて、こーんな時期は、やはり暑気払いにカレーが上手い!
エスニックが上手い!
やはり暑い日にゃ、暑い国のものがうまいぜ~~~。

うちのごはんにも、ついガーリックオイル使ったり、仕上げにラー油いれたり(さいきんは食べるラー油が超充実。いまのお気に入りは落合シェフのイタリアン・ラー油)しちゃいますね~。
やっぱ夏っすね~~。

そういえば名駅ささしまのJICAでは、店員さんが南国系のエスニック衣装を身に着ているらしいです。
たしかに超アツい日にゃ、南国衣装がやはりGOOD。

なごぱんだもタイに行ったとき買ったサラサラ服が、緊急的アツさになったときに登場します。

そういえばJICAは、ランチで時期ごとにいろーーんな国のエスニック料理が食べられるのでオススメです。(写真)

名古屋でもインド料理はもちろん、タイ料理やネパール料理など実にさまざまなエスニック料理が楽しめますが、JICAはもっとマニアックな(というのか・・・「どこそこl?」的な)国の料理も、ときに楽しめることも。

異国情緒があって面白いです。
クスクスも、ここではメニューによく出ますよ♪(そういえば昔そんなバンドがいらっしゃいましたネ)

2011-06-16

あおなみ線の旅。~vol.2

藤前干潟がある野跡駅を後にし、つぎに向かったのは、桜の新名所ともなった荒子川公園

いまの季節、ここの名物はラベンダーだ
ちょうど行ったとき、ラベンダーフェア(2011年は6/3~12まで開催)が行われていた。

まだラベンダーは固つぼみだったが、それでも美しい緑と紫のコントラストは、なんだか和む。

フェアのため、公園もどことなくお祭りきぶん。
肉巻きおにぎりや富士宮焼きそばなどが食せるケータリングカーがあったり、きれいな寄せ植えや花の苗が売られている。

もちろんラベンダーをはじめとしたハーブグッズや、ラベンダーのミニ教室(コロンやブーケ)も。

公園にガーデンプラザという建物があり、その一角に喫茶コーナーがあるが、そこでラベンダーケーキを食べてみた。
しっとりとしたシフォンケーキが美味しい。
このセットはおそらくフェア期間中の限定だろうが、ラベンダーアイスなるものは、いつも食べられるらしいです。

ここの喫茶コーナーは、日本庭園がのぞめるのだが、ちょうどそこでクラリネットコンサートが行われていた。
館内は、若者もいるし、ご高齢者の方々も楽しんでいた様子。

「けっして派手ではないけど、ちょうどいい日常」てな感じが、あおなみ線はある。
あおなみ線の、名古屋に近い側の荒子駅は、昔ながらの史跡が多い、名古屋というより那古野(むかしの呼び名らしいっす)を感じさせるエリアだ。

地味ながらも、でもまだ来たことがない、知らない名古屋がある。
近いのに、ちょっと遠くまで旅したような、ドライブでは得られない名古屋を体験したようなきぶん。(もちろんドライブも好きですが)
一度、あおなみ線にゴトゴト揺られてみてください。なんだか小旅きぶんですヨ。

あおなみ線の旅。~vol.1

あおなみ線に、のってみた。
名古屋市内では、こうした海に向かって、ゆらゆら走る電車は唯一ではないだろうか。
もともと貨物用だったものを、一般のひとも乗れるようにした路線の印象がある。

だから地下鉄はもちろん、JR、名鉄とは、すこし駅の様子や、車窓の風景がちがう。
それも、あおなみ線ならではの趣かもしれない。
車両や駅は近代化しているのに、どことなくレトロな雰囲気も味わえる。

ゴトンゴトン。
貨物車らしきものが見えたり、コンテナが見えたり。
住宅地を走りながらも、工業の風景を、どことなく感じさせる。

終点近くになると河口や海が見えてきて、開放感!
乗客のボルテージがあがる。

あおなみ線といえば。
さいきんオープンしたJRリニア館が人気だが、今回は、そのひとつ手前の野跡駅で降りてみる。
環境保全などでむかし話題になった、藤前干潟がある。

おもえばあの時にゴミ処理建設をあきらめた名古屋の、ゴミの分別がはじまったっけなぁ。
なつかしい。
今ではすっかり、赤、青、緑のごみ袋に分けることと、プラスチックゴミの定義は、生活になじんでいる。(昔は「プラ」マークがなくて、分別がたいへんでした…。)

野跡駅から西に10分も歩けば、藤前干潟がある海に出られる。
けっこう近い。
水族館がある名古屋港の海とはまたちょっと違うふんいきで、いい。水平線が広々としている。

ちょうど干潮になる時間で、いろんな鳥の姿が見かけられた。

近くの野鳥観察館で、望遠鏡でいろんな水鳥を見る。
解説してくれるスタッフらしきおじさん、これが人間国宝ならぬ人間博物館なみの鳥の知識で、つい聞き入ってしまう。

ここの干潟の面白いのは、渡り鳥など集団(?)ではなく、ぽつんぽつんといろんな種類の鳥が訪れているところ。
なんだか自由な雰囲気だなぁ。

ラムサール条約登録湿地だからか、外国人の姿がところどころ見かけられ、ちょっと外国にいる気分。

 さて、つぎはあおなみ線に乗って、荒子川公園駅に行ってみる。
出発進行~!