あおなみ線に、のってみた。
名古屋市内では、こうした海に向かって、ゆらゆら走る電車は唯一ではないだろうか。
もともと貨物用だったものを、一般のひとも乗れるようにした路線の印象がある。
だから地下鉄はもちろん、JR、名鉄とは、すこし駅の様子や、車窓の風景がちがう。
それも、あおなみ線ならではの趣かもしれない。
車両や駅は近代化しているのに、どことなくレトロな雰囲気も味わえる。
ゴトンゴトン。
貨物車らしきものが見えたり、コンテナが見えたり。
住宅地を走りながらも、工業の風景を、どことなく感じさせる。
終点近くになると河口や海が見えてきて、開放感!
乗客のボルテージがあがる。
あおなみ線といえば。
さいきんオープンしたJRリニア館が人気だが、今回は、そのひとつ手前の野跡駅で降りてみる。
環境保全などでむかし話題になった、藤前干潟がある。
おもえばあの時にゴミ処理建設をあきらめた名古屋の、ゴミの分別がはじまったっけなぁ。
なつかしい。
今ではすっかり、赤、青、緑のごみ袋に分けることと、プラスチックゴミの定義は、生活になじんでいる。(昔は「プラ」マークがなくて、分別がたいへんでした…。)
野跡駅から西に10分も歩けば、藤前干潟がある海に出られる。
けっこう近い。
水族館がある名古屋港の海とはまたちょっと違うふんいきで、いい。水平線が広々としている。
ちょうど干潮になる時間で、いろんな鳥の姿が見かけられた。
近くの野鳥観察館で、望遠鏡でいろんな水鳥を見る。
解説してくれるスタッフらしきおじさん、これが人間国宝ならぬ人間博物館なみの鳥の知識で、つい聞き入ってしまう。
ここの干潟の面白いのは、渡り鳥など集団(?)ではなく、ぽつんぽつんといろんな種類の鳥が訪れているところ。
なんだか自由な雰囲気だなぁ。
ラムサール条約登録湿地だからか、外国人の姿がところどころ見かけられ、ちょっと外国にいる気分。
さて、つぎはあおなみ線に乗って、荒子川公園駅に行ってみる。
出発進行~!
2 件のコメント:
こんにちは~。
先日はありがとうございました。
あおなみ線には、独特な雰囲気がありますね。
なかなか楽しい電車たびでした。
kawai;さん、こちらこそありがとうございました。
あおなみ線の旅は、あとからじんわりくる良さがありますね。
プラスまちづくりのまちさんぽイベントでの「あおなみ線の旅」でしたが、良いタイトルなので、そのままブログのタイトルにも使わせていただきました。
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