2010年の7月11日は、大相撲初日とサッカーW杯決勝と、参議院選挙が見事に重なるという、盆と正月とクリスマスが一度に来たかのような、にぎやかな一日だった。
とはいえ、さいきんは名前連呼の選挙カーははやらないのか、街頭演説はあれど、まち全体はそこまで騒々しくもなく、雨のなか穏やかに過ごせる一日だった。
今回の結果は民主が伸びなかったが、菅さん、落ち込むなかれ。
よくよく見ると、負けてるのは一人区。
二人区では、仲良く自民党と民主党の二人が当選しているところが多い。
だから「発言のブレ」がたとえ原因のひとつだったとしても、比例代表ではそこそこ取れているし、消費税そのものが原因だと決め付けれないところがある。
でもって、よくよく見ると、自民党が選ばれている県は、ある傾向がある。
①日本海に接している県が、ほぼ100%自民党が選ばれている(内陸や太平洋側の県は、だいたい半々)
②口蹄疫の問題があった、普天間など、おもな九州&沖縄
(ほかもジャパンバッシングの対象になってしまったところなど)
以上の傾向をかってにちょいユル分析してしまうと、
「民主党政権になってからの日本(くじらや車メーカーなど)バッシング、口蹄疫問題の被害拡大化、地方に影響ありそうな外国人参政権問題、そして何より朝鮮半島における東アジアの緊張感」あたりが影響でてんのかな~と思ったり。
どの党も、今回選ばれた政治家は、けっこう政策理念もちゃんとしてたりする、志がある人が多い気がする。(発言なんか見てみると)
というわけで、「さすが日本人のバランス感覚!」という、ちょっとずつ政界のクリーン化&しっかり者化が将来は期待できそうな選挙の日でした。
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