10月の三連休、ひさびさに名古屋まつりを見た。
前見たのは十年以上前。とにかく人が多くて、足はふまれるわ、友達はスリに会うわで大変だった。
が、さいきんの名古屋まつりは違ってた。
大津通沿いにいる人は多いが、かなり見やすい。
けっこう近くで見れる。
「やっぱ三英傑行列でしょ~」と、ブラスバンドやバトン嬢、一輪車など数々のパレードを楽しみながら、待つ。
ひたすら、待つ。待つ。待ちくたびれた頃、三英傑行列の案内カーが来る。ようやくだ。もうすぐだ。
だがそこからが、まだ長かった。
江戸の町人たちが楽しそうに歩き、カラス天狗が鞍馬天狗が通り過ぎる。美しいお囃子や、名古屋シャチ音頭まで。
おお~と思うのだが、足がそろそろ痛くなってくる。
三英傑を見ずして、お茶したくなってきた。
そこで!来た~!!信長!!!
若く馬に乗った信長はカッコいいぞ。後ろには若き日の秀吉や家康もいるぞ。姫を守る女性も武器をもっているのが乱世っぽい。外国人衣装の人も多い。
そして華やかな演出の秀吉。
千利休らしき人もいるぞ。槍隊もいるぞ。
だいぶ武士も増えてきた。明るい、派手といった趣だ。
篤姫たちや琉球の踊りも、行列に加わる。
さいごに家康。
さすが天下統一。派手ではないが重厚だ。
洗練された迫力がある。
「あれ、秀吉ってけっきょく天下統一したっけ~」など、歴史を振り返るひととき。
なんだかんだ待たされたけど、待ったぶん楽しめました。
信長、秀吉、家康のみなさまはカッコよく、お姫さまはみな綺麗。
手をふりあって笑顔を交し合うのが現世ってことで。
そんな時代絵巻は、なかなかよかったぞ。名古屋まつり。
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