2009-10-23

まちさんぽにて~東山荘や美濃路

今月末に、+まちにて「まちさんぽ」を行う。

このまちさんぽ、+まちでこっそり昨年から始めて、次の大高で五回目。
じぶんは今度で三回目の参加となる。

きっかけは、「まちづくりびと養成講座の中のまち歩きが、あんがい面白かったよね。」という声があったから。
風光明媚な観光地よりも、どちらかというと何もない、ふつうの町を歩いたら、どんな発見があるのだろうと思って、歩きはじめた。
(でも結局は、「何かある」まちを、開催場所として選んでしまうんだけど。)

おもに+まちメンバーを中心に、少人数でぷらぷら歩き、その後にお茶をしながらまちの感想を語り合うというかんたんなものだが、これがなかなか面白い。

メンバーはまちには関心がありつつも、おたがい仕事も住まいも経歴も違うので、同じ町を見ても全然違う印象をもつのだ。

「いろんな視点があるのだ」という発見を、あらためて知る。

たとえば美濃路(西枇杷島ー写真は山車蔵)では、遠くにみえるテトラポットの大群に驚くひともいれば、清洲市の中でも西枇杷島町の美濃路では風景が違うことに気づくひともいる。
道の地面の高さに気づくひともいれば、建物の奥の広がりに驚くひとも、行政と歴史資産保存の協力する姿勢に感心するひともいる。
風がつきぬける路地の気持ちよさを発見したり、実にさまざまな「まち歩きの楽しさ」を分かち合った。

そして、春に行われた東山荘付近。

このあたりは昔は高級別荘地だったのかな、といった趣き。とくに東山荘は素晴らしかった。
じぶんなぞは「うっとり楽しく界隈を散策できた」のだが、こちらも感想はさまざま。
「住宅地はふつうかな、と思った」「最近の建物は味気ない」という意見も多かった。

とりわけ、印象に残ったのは、
「東山荘など、昔の建物は素晴らしいと思うが、今の建物はどうだろう。じぶんたちは、後につづく人々に、同じように“素晴らしい景観、素晴らしいと思う建物”を残していけるんだろうか。」という感想。
今でも心に焼きついていて、ふとした拍子に思い出す。

たとえば、50年後、100年後、いや数百年のときを経て、「この建物を残したい」「この景色を守りたい」と思ってもらえるような景観を残していけるのだろうか…。

「いまの暮らし」だけでなく、未来の日本へ残すものということも大事だな。
文化の積み重ねが、まちに残されるのかもしれない。なーんて思ったり。

次のまちさんぽは、どんな発見が飛び出てくるか。ちょっと楽しみである。

2009-10-17

HPリニューアル♪

このブログ「名古屋まち散歩」の運営母体である「+まちづくり」のHPが、すてきにリニューアルしました♪
+まちの代表(このブログへも、ときどきライターとして登場してます)が、いつの間にか作っていたHP、メンバーもびっくりです。

その代表が前の前の記事で紹介してますが、もうすぐ行われる「まちさんぽ」イベントの開催お知らせも行ってます。どうぞ、HPも遊びにいらしてください。

2009-10-16

デザインウイークっす

どうやら今週は名古屋でデザインウイークが開催されているらしく、メインエキシビションである栄ラシックを中心に、名古屋&近郊&広くは愛知県のとある街までさまざまな場所(なんと100か所近く!)でエキシビションが繰り広げられているよーです。

うわっ、こんなことやってたんだ、すげー。

なぜそれに気づいたかといえば、この豪華パンフ(写真)を、まちのとある雑貨系セレクトショップで発見したから。
こんな面白そうなこと、早く言ってよ~♪

あとちょっとで終わってしまうけど、まだまだ大丈夫!

各まちのエキシビションでは、メインイベントとなるワークショップやパーティは最終日の18日(日)に行われているところが多いし(※ただし予約が必要なところもあり)、メイン会場のラシックでも、18日(日)13:30~まちに飛び出すパフォーマンスを行うなど、けっこう最終日までずっしり楽しめるプログラム。

1)まずは、どこかオシャレ系なお店などで、デザインウイークのパンフが置いてあったら、それをゲット&チェック。
2)もしくは、メイン会場に行けば、どこで何をやっているか分かると思われるので、栄ラシックに(あわよくばパンフゲットのために)Go!
3)そして、パンフをチェックして、まちのアチコチへGoGo!!

トリエンナーレも来年はじまることだし、デザインが出没したまちを見てみよう♪

2009-10-15

『まちさんぽ大高』を開催します

10月31日(日)に、+まちづくり主催のまち歩きイベント『まちさんぽ』を開催します。
今回は、緑区大高のまちを歩く予定です。
詳細を+まちづくりウェブサイトに掲載しましたので、関心のある方はご覧下さい。

2009-10-07

50年たち、また伊勢湾台風並み…。

どうやら明日朝に、伊勢湾台風並みのコースでもって、台風18号が来るらしい。

今年は伊勢湾台風被害から50年と、あちこちのメディアなどで伊勢湾台風の
被害をふりかえる特集を見たが、だからといって、伊勢湾台風コースを来なくてもいいのに ……台風18号!!

名古屋は南に海へ面しているし、西から北には河があるし、で、地形的に台風被害も心配されなくはないエリア。
ただ不思議と、台風のコースとしては“直撃”はまぬがれていることが多いのだが、 今回は直撃する…かも?ということで、いつにない緊張感。

困ったときはお互い助け合い、でも危ないのでくれぐれも台風到来のときは外出を控え、 無事に一過を迎えられますように…。

2009-09-24

そうだ、有松へ行こう。<弐の巻>

お昼は、「寿限無茶屋」さんへ。
町屋建築を活かしたうどん屋さんで、われわれは「梅おろし」と、「秋なすの味噌おろし」を食す。うどんがモチモチしてて、コシがあって美味しい。
店を出るころには、すっかり行列ができていた。

そして近くの「有松山車会館」へ。
有料で入場もできるが、今回は建物の外観だけ見ることにする。
10月4日(日)のお祭りでは、山車が見られるそう。
からくり山車もあるようで見てみたい!

ところで有松の町並みは、随所に「ありまつ」と絞りで描かれたのれんが掲げられている。(写真上)
これも素敵~。まちの情緒がありますな。色違いであるので、和の色味を楽しむのもよし。
Uターンしつつ「有松・鳴海絞り会館」へ。
『しぼりーちゃん』発見!(写真下) ゆるキャラ感たっぷり。
近くには、河村たかし市長&しぼりーちゃんの写真が。一週間前の日付。ちぇっ、ニアミスだったな。
二階の有料ゾーンへ行く。ビデオ上映で、有松の絞りの歴史を学ぶ。

なるほど~このあたりは昔は何もなかったが、江戸時代「絞りでもうけよう!」と絞り産業をがんばり、東海道を行き交う人たちに売ったところ、その美しさで人気になったのだな。(←注)ざっくり解説)昔の人も知恵をしぼったんだな~。おっとシャレではありませぬ。

しかし絞りを芸術の域まで高めたのは、やはり絞りをする女性たちの積み重ねた努力あってのもの。
その手の動きはまさに芸術。技を会得するまでが大変なので、なかなか後継者育成が難しいかもしれないなと思うと、今の作家さんたちの絞りが貴重に思えてくる。
絞りの実演もあるので、実際の絞りの様子を見られます。
そして「服部家住宅「井桁屋」」。
さすが県の指定文化財。お店にはいると、「ここはひょっとして相当広いのでは…」と思う造り。
町屋というか、ほとんど庄屋。
天窓っぽいところには籠があるし。蔵もいっぱいありそうだし。
建築的にみても、相当「凄いかも~」という感じじゃないだろうか。
自然の風が、店内のどこからか吹きぬけてました。
さいごにはカフェ「さわらび」で一服。
紅茶も豊富なラインナップだし、水出しコーヒーもある。
おからのはいったバナナブレッドとスコーンを食べたが、レベル高し。
まあ、そんな感じでとても楽しめた有松さんぽ。
今回は名鉄で行ったが、車で来る方は、有松イオンで買い物しつつ駐車して、ぶらっと散歩するのもよい。
新と旧がいい感じでまざった、素敵なまちである。

そうだ、有松へ行こう。<壱の巻>

シルバーウイークの真っただなか、名古屋もわんさか人出がありました。栄は人がどっさり、動物園も親子連れがぎっしり、水族館も大にぎわい。
これだけ人が多いと「リメンバー万博!」とばかりに活気があって楽しい。
そして、楽しそうな人も多かった。

さてさて。
定期的に「まちさんぽ」イベントを開催している「+まちづくり」のメンバーとして、やはりまち歩き的にも楽しみたい。

というわけで、行ってきました、有松。
名鉄の切符を買って、とことこ車窓からの景色を眺めながら、プチ旅情緒。(ちなみに名古屋駅から有松駅へは、準急に乗るのが便利です。)

昔に比べ立派になった有松駅を降りると、高架歩道から左手に、江戸っぽい屋根が見える(写真)。

きたきた~!東海道!よっ江戸!
ともに「有松はひさしぶり(じっくり歩くのは二十年近くぶり?)」という友人たちと歩いたのだが、まず第一印象  「店が増えたよね~」。どことなくスローライフなふんいきがある、まちに調和したお店が増えたような。
歩いていて楽しい。
さて、いよいよ有松の通り、旧東海道にはいります。
「やっぱりお店が増えた!」昔も町屋はあったけど、中へはいられなかった。
建物の外観を通るだけだったので、通りが短くも感じたが、現在は違う。町屋を活かしたお店が多い。
有松といえばまず「神半邸」。絞り問屋の旧家を改装した建物で、ドイツパンが有名なお店など数軒がはいっているが、残念ながら今回は定休日。
「ちょっと前ここでお茶して、中庭とか見たよね~。」「でもそのお店はもう変わったみたいよ。」などと語らいながら、次へ。
絞りのお店「中濱」さんへ入ってみる。
初めて訪れる店だが、気軽に買える絞り雑貨も扱ってるし、本格的な絞りも品数豊富。浴衣はもちろん、洋服、インテリア装飾など、見所多い。
家族経営で染めまで行っているらしく、本格的なのに“お値打ち”。美しい日本の伝統美、絞りを楽しめる。有松絞りの浴衣を購入されたい方はぜひ、ここを訪れるといいのでは。
今回は、人へのプレゼントにハンカチを数点購入。友人は絞り柄のコースターを購入。
「いつかここで浴衣を仕立てたいね~」と夢をふくらませる。