2009-06-30

降ったりやんだり、たまに晴れ間。

ことしは空梅雨ぎみでしたが、いよいよ今週から梅雨も本格モード。
降ったりやんだり、どしゃ降ったり、やんだり、と、空模様が七変化しております。

じめじめうっとうしい天気ですが、この梅雨が終わると、さようなら雲さんとばかりに空が晴れ渡り、太陽をさえぎるものが何もなく、地獄のザ・名古屋の暑い夏がはじまります。

その前の、ちょっとした小休止というか、涼しさキープの今の時期。
気温でいえば快適です。

この梅雨が明けたとき、アスファルトの照り返しで倒れそうな、ビールやプールやかき氷や冷たいわらび餅なしではいられない夏がはじまる…ううううううう。(うれしカナシ)

2009-06-20

ウルトラでミラクルな恋をみた!?

中村一義のヴォーカルが心地いい100sの音楽に誘われて、
映画『ウルトラミラクルラブストーリー』を見に行った。

先月行われた主演俳優と監督の舞台挨拶付の上映会は、
あっさり完売で 見れなかったんだが、その舞台挨拶も
行われた映画館。
カフェでカプチーノとサンドを食べつつ、青森グッズらしき商品
(雑貨のレベル、かなり高し!)を見つつ、上映を待つ。

そして開演。

映画は、
とっても不思議な、

ええええええーーーっっっ……………っっっ…………………
…………っっっっっっっっっっっっ……………………………うっ。

エンドクレジットになっても動けない。それくらい不思議な映画。

むかーし『デリカテッセン』という映画を見たときも、こんな不思議な
きぶんになったなぁ。
日本の映画も、こういう映画がマイナーすぎる位置にないところで
上映されるとは、すごいね。

映画監督という職業は、昔はガテン!なイメージが強かったが、
さいきんは西川美和さん、河瀬直美さん、井口奈己さん、タナダ
ユキさん、そしてこの映画を撮った横浜聡子さん…なんとも個性
ゆたかな女性監督が増えた。
じつに枠をひょいひょい超えて、自由な作風でつくりあげてくる。

今年の「あいち国際女性映画祭」は誰がゲストで来るのだろう。
楽しみだなー。

男だらけの『蟹工船』も見たいがネ。(なんといってもSABU監督!)

2009-06-14

新車両デザインラブ♪

ちょっと嬉しいとき。
名古屋市の地下鉄にのったときに、たまーに新車両とめぐりあうと
「ラッキー♪」と思う。

まだピカピカの車内に、すみずみまで行き渡った小粋なセンス。

新しいシートは、ちょっと和柄風味。
すわり心地もよいし、車椅子対応もちゃんとされている。
ドアの近くは、イエローのすべり止めがあって心づかいがニクイ。

電光掲示板の案内も、英語と併記されている文字の扱い方は、まるで
パソコン画面のようで見やすく、押し付けがましくなく情報をきっちり
教えてくれる。
車両をつなぐドアもさりげなくヒューマン。 ガラスが大きくとられていて、
車内というより、もはやインテリア。

そ・し・て。
さいきん気づいたのが、つり革!
まるでスウェディッシュデザインのような愛らしいフォルムに、普通席は
白いつり革、優先席はオレンジイエローのつり革、とパッと見て優先席
であることを分かりやすく伝えてくれる。

そんなわけで、派手な主張はないけど、すみずみまで気持ちよく使える
ようにデザインされた新車両、座るだけでラッキーな気分にさせてくれる
のである。

2009-06-11

田植えが終わりました



まだ稲が小さいので水面に映る景色がとてもきれいです。稲が伸びるまでのほんのひとときの楽しみです。
真ん中の光は名古屋駅周辺のビル。カメラが悪いのであまり感動を伝えられないですが、本物はもっと綺麗ですよ。
稲沢の田舎から名古屋のビル群をみて楽しんでます。あの光の下で仕事をしている人や、食事をしている人いろいろな物語があるのでしょうね。
こっちはカエルの合唱の中、そちらの光の数よりも多いだろうカエルのロマンスが展開しているはず。
だって寝られないくらいの大合唱なんですから。

2009-06-04

川の流れをたどる。

川とまちは、共にある。

漫画『NANA』では、奈々とナナという女の子たちが、ともに多摩川のほとりにあるマンションで、二人暮らしをするところから舞台がはじまる。

東京にいる二人が、何かあると川べりに来て、さまざまな感情を、やわらかな風景のなかで溶け込ませる。
それが実にいいのだ。

川というのは、森にもまちにも流れ、色々な地域とつながっている。
人と自然を結んでいる、大事な存在なのかもしれない。

名古屋の川といえば、まず巨大な庄内川。
矢田川(つい最近まで、ここで大きな花火大会がありました)は香流川と結ばれ、庄内川とあわさり、ゆったりと大きな河となる。

そして都心を流れる堀川。昔、名古屋城が建てられたあたりに作られたとか。
江戸時代の人たちが汗水たらして掘ったんだなぁ、と思うと感慨深い。
(あ、だから「堀川」なんだ。)

東に流れる植田川は、やがて天白川となり、藤川とまざりながら、扇のようなラインを描く扇川と重なりあう。


そして山崎川。
文教地区を流れる山崎川は、その流れをたどると、昔の名古屋の文化を感じることができる。
ライトアップした桜の美しさで有名だが、もともとはこの辺りが昔の名古屋の東側であったことを考えると、明治文化、大正文化が伺い知れて面白い。

写真は東山荘のあたりの山崎川。
うっそうとした自然の力が、川に残されていて、美しい。

山崎川も、たとえば川名のあたりなどは違う表情を見せて面白い。
NANAじゃないけど、いろんなドラマをそっと包み込んできたかもしれない。