2009-12-27

まちびと講座、終わりました。

毎年、秋から冬にかけて、地域の“まちづくりびと”養成講座が開催されている。
いままでで計5回。一回目から数えると5年間つづいている。

この講座を修了した“まちづくりびと”が、毎年生まれている。

名古屋市は市民団体の活動が活発で、さいしょはそういった実践派の方々や、まちづくりに関心が深い方が多く、さいきんは、じぶんが暮らすまちを良くしたいという方や、何か地域に貢献したい、という方々の受講が増えている。

かくいう、このブログをはじめた「+まちづくり」も、おもだったメンバーはこの講座修了生。ふだん出会うことのない立場の人たちがまちづくりびと養成講座をきっかけに出会い、「何かしたいね」という声で生まれた団体である。

ちなみに、じぶんは講座初年度に受講した、いわば一期生。

きっかけはワークショップ形式で意見を築き上げるまちづくりの手法に興味があったのだが、講座を通して、名古屋に関わる人たちとざっくばらんに話を交わすうちに、「この楽しさは何なんだろう」という気持ちになった。

ひとの魅力?まちの魅力?ナマの歴史?いろんな知識が得られるから?

楽しさの実体はわからない。
でも、確実に楽しいのだ。

それからは何回か、そして今年も、講座をお手伝いさせていただく立場で関わったが、やはり楽しかった。

今回はその地域で発掘された奈良時代の土器(写真)も目にすることができたし、“回想法”という福祉につかわれている手法も知った。
徳川家康の狩場や、平家の人々がいたという説も、知った。

それは、受講生の方々から、教えていただいたこと。
いろんな気づきを得られ、ひとやまちの奥深さを知る。

今年もまた、講座からまちづくりびとが生まれる。
一人ひとりが、何かを教えられる、何かを気づかせてくれる…そんな魅力が、まちづくりという言葉を通した出会いにあるのではないかと、思う。

2009-12-15

名チャリ、ラストスパート!

10月中旬からはじまった「名チャリ」社会実験も、いよいよ今週金曜日で終わり。
あなたはもう、利用しましたか?

名チャリは、放置自転車を利用して、広く市民の“足”として利用してもらおうというレンタルシステム。

今回は、期間が二ヶ月と長いので、すっかり街に溶け込んだ気がします。貸し出し場所も栄~名駅近辺に、何と30か所!あちこちでノボリがみえます。

ずっと人気でしたが、今は寒くなってきたので、いがいと自転車の空きもありそう。ラストスパート、かんたんに登録できるので、利用するチャンスです!

どうやらパリにも貸し自転車事業(コミュニティ・サイクル・システム)はあるらしいですね。
名古屋もいろんなふんいきの街が広々と広がっているので、あっちこっち行くと面白いかも。

たとえば→→→→→→
★パルコでちらっとお気に入りのショップをのぞいた後、TV塔で美味しいスイーツを食べるもよし。

★昭和レトロな円頓寺商店街を歩いた後、伏見ミリオン座のカフェで映画をチェックしながらお茶するのもよし。

★栄芸文のライブラリーでアート作品をチェックしてから、大須でアジアンフードを食べるもよし。

歩くとたいへんですが、自転車なら、いつもよりもぐぐっと遠くまで行けそう。
こんなところにギャラリー!こんなところにカフェ!など穴場スポットも発見したりして。

今年の名チャリはあとすこしで終わりますが、来年、また同じオレンジのノボリを見られるといいなーと思います♪

2009-12-08

川べり歩き

まちづくりの関係で、下見として、川べりを歩きました。

川を綺麗にする活動をしている方に案内されて、いつもと違う視線で歩きました。

だいたい往復で一時間くらい歩きましたが、川をずーっと歩いてみると、
かなりエリアにより雰囲気が違っていて面白いです。

まるでパリのセーヌ川のような(って、ちょっと大げさ?)樹木が美しいオシャレな雰囲気のあたりあり、まるで日本の原風景のような、花が咲きミツバチが訪れる、土手を感じさせるあたりあり(写真)。

もちろん、「味気ない…」というあたりもありましたが、それぞれに表情がかわって面白いです。
それにしても、川。
名古屋市内でしたが、意外と生き物が多くいるな~と感じました。

でもところどころに残念ながらゴミもあり、それを綺麗にする活動をされる方には頭が下がりますが、ゴミ、落としちゃいけないですよね。

幸いにも、さいきんはゴミが少なくなってきたそう。
モラルがある人が多くなっているんだなーと思います。

2009-12-03

カタリベカフェで語るべ。

さいきん読書があちこちでブームのような。
そんな印象を抱かせるのは、やはり村上春樹さんの7年ぶりの長編作、
『1Q84』が、売れに売れまくっているという話を聞くからか。
(写真は違いますが)

春樹氏のすごいところは、その本を話題に、人と語らえることだろう。

「好きか嫌いか」でも、「春樹派か龍派か」でも、「『ノルウェイの森』をどう思ったか」でも、「どの作品が好きでどの作品がピンとこなかった」でも、「村上春樹」という作家さんをとおして話ができる。
ひょっとしたら、海外の人とも。
そしてその人の輪郭が、うっすら見えてくる気がする。

さまざまなひとに与える、さまざまなカタチ。
それは凄いことだな~と思う。
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さて、「好きな本」をテーマに、いろいろ語らおうというイベント、
“カタリベカフェ”イベントに、この秋行ってきた。
カフェといってもカフェで行ったわけではなく、場所は市内の某図書館。
「気軽に、みんなでワイワイ語らう場」という感じ。
「その人の性格を知るには、家の本棚を見るといい」というが、好きな本をもっていろいろ語りあうことで、短時間なのに、初対面の人とも、すごく深い話ができる。

おもしろいな~。

本について博識な方もいて、「名古屋って、作家さんがあまりいないんじゃないかな~」という筆者の誤った認識を、みごとに変えていただきました。ありがとう!

名古屋、アツいっす!(あまりオモテに出ないところ含めて)
じつは文化の種が、あちこちで育っているんですね。

ちなみに筆者が持っていったのは、昨年の「エンジン」で買った
『偶有性幸福論』(サイン本っす)。(写真)

脳×偶有性の見解が、面白かったので、持っていきました。

テレビや映画もいいけど、本もやっぱり面白い。

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カタリベカフェさんのサイトです。
カタリベカフェさんのブログです。

2009-11-26

かわり自販機。

自動販売機・・・この、日本の治安の良さを示す(?)素晴らしい機械。

だいたい歩いて10分かからずに、いかなる季節、いかなる時間帯も、お茶やジュース、コーヒーだって飲めてしまうのは、あちこちに点在する自販機サマのおかげ。

新しいタイプや、めずらしいタイプの自販機を見かけると、嬉しくなってしまう。

というわけで、「かわり自販機」を紹介しようコーナー→→→→

①♪♪♪「さいごに蓋までつくよ」カップコーヒー♪♪♪

今までの「蓋は、じぶんで付ける」という概念を覆してくれました!
すごいです。テクノロジーです。メカニカルです。

「ウイーン、ポトッ(カップの落ちる音)」
「ドボドボドボ…(コーヒーが注がれる音)」…と、ここからが凄い!
「ウイン、ウイウイウイ、ウイーン(カップに蓋が装着される音)」

はい、蓋付カップコーヒーのできあがり!

名古屋市内にある、守山PA内で出会いましたが、他にも発見されましたら目撃情報をよろしくお願いします!

②♪♪♪「お菓子だってあるよ」自動販売機♪♪♪

まち散歩される方が多いエリア、覚王山の路上で、こーんな自動販売機を発見!

飲み物とともに、お菓子も売ってるなんて、気が利くなぁ~もう。
かわいい彼女みたいです。
まち歩きでエネルギーダウンしたときに、いい補給になりそう。

ほかにもオモシロ自動販売機があったら、また紹介しまーす♪

2009-11-17

はい、わんこ♪

わんこそば。
ちいさいお蕎麦を次々平らげる、あのテレビでおなじみのわんこそば。

そんなわんこそばをナマで見られる機会がありました!
栄にある松坂屋本店で、昨日まで行われていた「岩手県の大物産展」。

そのイートインコーナーで、奥にわんこそばをいただけるスペースがありました。

巫女さんのような装束に身を包んだ女性が、次々とおそばをつぎます。

「はい、がんばってー」と透き通った声も美しい。
日本ならではというか、東北の文化も、なかなか情緒深く新鮮です。

じぶんが見たときは女性客も多く、男女半々といったところ。
ざっと見たところ、みなさん50杯前後は食べていたような。

今年は終了しましたが、どうも毎年この時期に行われていることが多いようなので、「岩手県の大物産展」の名を見つけたら、そこに"わんこそば"ありと思って間違いない!?

来年は、ぜひとも本物のわんこそばを楽しんでみたいもんです。
目標50杯!

2009-11-13

全国まちづくりカレッジー今年は名古屋!

どうやら、全国まちづくりカレッジ(通称まちカレ)というものが、ここ7年、全国あちこちの大学で行われているらしい。

まちづくりなどを学んでいる学生さんが主体となって、大学と自治体、商工会議所や商店街、NPOなどと協働して、大学の勉強と実際の社会を結びつけよう…というものらしい。

なんだかいいじゃないですかー。
われわれ大人も次なる社会に向けて、「みんないろいろ協力して、よりよい社会をめざさにゃーいかん」とそれぞれが日々画策しているし、こういった学生さんからも「じぶんたちの活動が、社会に活かされるよう」と手を広げてチャンレジしてもらうと、まあ、こういったことの積み重ねで、いろんなところが手をつなぎあって、いろんな芽がでるかもしれん。

今年はなんと我らが名古屋、そして名古屋学院大学さんがホスト大学となって、まちづくりカレッジの企画運営を行っているらしいです。
たのもしいぜ!

今年は東海大学札幌キャンパス、岐阜大学、岐阜経済大学、星城大学、豊橋創造大学、皇學館大学、京都文教大学、大阪人間科学大学、奈良県立大学、和歌山大学、香川大学、佐賀大学、そして名古屋学院大学が参加大学として並んでいる。

みんなー名古屋を楽しんでね♪

11/14(土)、15日(日)の両日行われるが、二日目15日(日)の15時~名古屋国際会議場2号館234会議室で行われる『あつた まちづくり発表会』は、一般のひとも参加可能とのこと。

学生さんたちは、どんな夢を描いてくれるんだろうか。
楽しみだし、頼もしいゾ。

ぽっとん果実。

この写真、先日大高をまちさんぽした時に撮ったもの。

道端に、どこかのお家の果物がぽっとんと落ちているなんて、素敵。

ハワイみたい。
ハワイでは、樹になっている果実を取るのはダメだけど、道にぽっとんと落ちれば、いただいていいんですって。

ちなみにカリンだそうです。

2009-10-23

まちさんぽにて~東山荘や美濃路

今月末に、+まちにて「まちさんぽ」を行う。

このまちさんぽ、+まちでこっそり昨年から始めて、次の大高で五回目。
じぶんは今度で三回目の参加となる。

きっかけは、「まちづくりびと養成講座の中のまち歩きが、あんがい面白かったよね。」という声があったから。
風光明媚な観光地よりも、どちらかというと何もない、ふつうの町を歩いたら、どんな発見があるのだろうと思って、歩きはじめた。
(でも結局は、「何かある」まちを、開催場所として選んでしまうんだけど。)

おもに+まちメンバーを中心に、少人数でぷらぷら歩き、その後にお茶をしながらまちの感想を語り合うというかんたんなものだが、これがなかなか面白い。

メンバーはまちには関心がありつつも、おたがい仕事も住まいも経歴も違うので、同じ町を見ても全然違う印象をもつのだ。

「いろんな視点があるのだ」という発見を、あらためて知る。

たとえば美濃路(西枇杷島ー写真は山車蔵)では、遠くにみえるテトラポットの大群に驚くひともいれば、清洲市の中でも西枇杷島町の美濃路では風景が違うことに気づくひともいる。
道の地面の高さに気づくひともいれば、建物の奥の広がりに驚くひとも、行政と歴史資産保存の協力する姿勢に感心するひともいる。
風がつきぬける路地の気持ちよさを発見したり、実にさまざまな「まち歩きの楽しさ」を分かち合った。

そして、春に行われた東山荘付近。

このあたりは昔は高級別荘地だったのかな、といった趣き。とくに東山荘は素晴らしかった。
じぶんなぞは「うっとり楽しく界隈を散策できた」のだが、こちらも感想はさまざま。
「住宅地はふつうかな、と思った」「最近の建物は味気ない」という意見も多かった。

とりわけ、印象に残ったのは、
「東山荘など、昔の建物は素晴らしいと思うが、今の建物はどうだろう。じぶんたちは、後につづく人々に、同じように“素晴らしい景観、素晴らしいと思う建物”を残していけるんだろうか。」という感想。
今でも心に焼きついていて、ふとした拍子に思い出す。

たとえば、50年後、100年後、いや数百年のときを経て、「この建物を残したい」「この景色を守りたい」と思ってもらえるような景観を残していけるのだろうか…。

「いまの暮らし」だけでなく、未来の日本へ残すものということも大事だな。
文化の積み重ねが、まちに残されるのかもしれない。なーんて思ったり。

次のまちさんぽは、どんな発見が飛び出てくるか。ちょっと楽しみである。

2009-10-17

HPリニューアル♪

このブログ「名古屋まち散歩」の運営母体である「+まちづくり」のHPが、すてきにリニューアルしました♪
+まちの代表(このブログへも、ときどきライターとして登場してます)が、いつの間にか作っていたHP、メンバーもびっくりです。

その代表が前の前の記事で紹介してますが、もうすぐ行われる「まちさんぽ」イベントの開催お知らせも行ってます。どうぞ、HPも遊びにいらしてください。

2009-10-16

デザインウイークっす

どうやら今週は名古屋でデザインウイークが開催されているらしく、メインエキシビションである栄ラシックを中心に、名古屋&近郊&広くは愛知県のとある街までさまざまな場所(なんと100か所近く!)でエキシビションが繰り広げられているよーです。

うわっ、こんなことやってたんだ、すげー。

なぜそれに気づいたかといえば、この豪華パンフ(写真)を、まちのとある雑貨系セレクトショップで発見したから。
こんな面白そうなこと、早く言ってよ~♪

あとちょっとで終わってしまうけど、まだまだ大丈夫!

各まちのエキシビションでは、メインイベントとなるワークショップやパーティは最終日の18日(日)に行われているところが多いし(※ただし予約が必要なところもあり)、メイン会場のラシックでも、18日(日)13:30~まちに飛び出すパフォーマンスを行うなど、けっこう最終日までずっしり楽しめるプログラム。

1)まずは、どこかオシャレ系なお店などで、デザインウイークのパンフが置いてあったら、それをゲット&チェック。
2)もしくは、メイン会場に行けば、どこで何をやっているか分かると思われるので、栄ラシックに(あわよくばパンフゲットのために)Go!
3)そして、パンフをチェックして、まちのアチコチへGoGo!!

トリエンナーレも来年はじまることだし、デザインが出没したまちを見てみよう♪

2009-10-15

『まちさんぽ大高』を開催します

10月31日(日)に、+まちづくり主催のまち歩きイベント『まちさんぽ』を開催します。
今回は、緑区大高のまちを歩く予定です。
詳細を+まちづくりウェブサイトに掲載しましたので、関心のある方はご覧下さい。

2009-10-07

50年たち、また伊勢湾台風並み…。

どうやら明日朝に、伊勢湾台風並みのコースでもって、台風18号が来るらしい。

今年は伊勢湾台風被害から50年と、あちこちのメディアなどで伊勢湾台風の
被害をふりかえる特集を見たが、だからといって、伊勢湾台風コースを来なくてもいいのに ……台風18号!!

名古屋は南に海へ面しているし、西から北には河があるし、で、地形的に台風被害も心配されなくはないエリア。
ただ不思議と、台風のコースとしては“直撃”はまぬがれていることが多いのだが、 今回は直撃する…かも?ということで、いつにない緊張感。

困ったときはお互い助け合い、でも危ないのでくれぐれも台風到来のときは外出を控え、 無事に一過を迎えられますように…。

2009-09-24

そうだ、有松へ行こう。<弐の巻>

お昼は、「寿限無茶屋」さんへ。
町屋建築を活かしたうどん屋さんで、われわれは「梅おろし」と、「秋なすの味噌おろし」を食す。うどんがモチモチしてて、コシがあって美味しい。
店を出るころには、すっかり行列ができていた。

そして近くの「有松山車会館」へ。
有料で入場もできるが、今回は建物の外観だけ見ることにする。
10月4日(日)のお祭りでは、山車が見られるそう。
からくり山車もあるようで見てみたい!

ところで有松の町並みは、随所に「ありまつ」と絞りで描かれたのれんが掲げられている。(写真上)
これも素敵~。まちの情緒がありますな。色違いであるので、和の色味を楽しむのもよし。
Uターンしつつ「有松・鳴海絞り会館」へ。
『しぼりーちゃん』発見!(写真下) ゆるキャラ感たっぷり。
近くには、河村たかし市長&しぼりーちゃんの写真が。一週間前の日付。ちぇっ、ニアミスだったな。
二階の有料ゾーンへ行く。ビデオ上映で、有松の絞りの歴史を学ぶ。

なるほど~このあたりは昔は何もなかったが、江戸時代「絞りでもうけよう!」と絞り産業をがんばり、東海道を行き交う人たちに売ったところ、その美しさで人気になったのだな。(←注)ざっくり解説)昔の人も知恵をしぼったんだな~。おっとシャレではありませぬ。

しかし絞りを芸術の域まで高めたのは、やはり絞りをする女性たちの積み重ねた努力あってのもの。
その手の動きはまさに芸術。技を会得するまでが大変なので、なかなか後継者育成が難しいかもしれないなと思うと、今の作家さんたちの絞りが貴重に思えてくる。
絞りの実演もあるので、実際の絞りの様子を見られます。
そして「服部家住宅「井桁屋」」。
さすが県の指定文化財。お店にはいると、「ここはひょっとして相当広いのでは…」と思う造り。
町屋というか、ほとんど庄屋。
天窓っぽいところには籠があるし。蔵もいっぱいありそうだし。
建築的にみても、相当「凄いかも~」という感じじゃないだろうか。
自然の風が、店内のどこからか吹きぬけてました。
さいごにはカフェ「さわらび」で一服。
紅茶も豊富なラインナップだし、水出しコーヒーもある。
おからのはいったバナナブレッドとスコーンを食べたが、レベル高し。
まあ、そんな感じでとても楽しめた有松さんぽ。
今回は名鉄で行ったが、車で来る方は、有松イオンで買い物しつつ駐車して、ぶらっと散歩するのもよい。
新と旧がいい感じでまざった、素敵なまちである。

そうだ、有松へ行こう。<壱の巻>

シルバーウイークの真っただなか、名古屋もわんさか人出がありました。栄は人がどっさり、動物園も親子連れがぎっしり、水族館も大にぎわい。
これだけ人が多いと「リメンバー万博!」とばかりに活気があって楽しい。
そして、楽しそうな人も多かった。

さてさて。
定期的に「まちさんぽ」イベントを開催している「+まちづくり」のメンバーとして、やはりまち歩き的にも楽しみたい。

というわけで、行ってきました、有松。
名鉄の切符を買って、とことこ車窓からの景色を眺めながら、プチ旅情緒。(ちなみに名古屋駅から有松駅へは、準急に乗るのが便利です。)

昔に比べ立派になった有松駅を降りると、高架歩道から左手に、江戸っぽい屋根が見える(写真)。

きたきた~!東海道!よっ江戸!
ともに「有松はひさしぶり(じっくり歩くのは二十年近くぶり?)」という友人たちと歩いたのだが、まず第一印象  「店が増えたよね~」。どことなくスローライフなふんいきがある、まちに調和したお店が増えたような。
歩いていて楽しい。
さて、いよいよ有松の通り、旧東海道にはいります。
「やっぱりお店が増えた!」昔も町屋はあったけど、中へはいられなかった。
建物の外観を通るだけだったので、通りが短くも感じたが、現在は違う。町屋を活かしたお店が多い。
有松といえばまず「神半邸」。絞り問屋の旧家を改装した建物で、ドイツパンが有名なお店など数軒がはいっているが、残念ながら今回は定休日。
「ちょっと前ここでお茶して、中庭とか見たよね~。」「でもそのお店はもう変わったみたいよ。」などと語らいながら、次へ。
絞りのお店「中濱」さんへ入ってみる。
初めて訪れる店だが、気軽に買える絞り雑貨も扱ってるし、本格的な絞りも品数豊富。浴衣はもちろん、洋服、インテリア装飾など、見所多い。
家族経営で染めまで行っているらしく、本格的なのに“お値打ち”。美しい日本の伝統美、絞りを楽しめる。有松絞りの浴衣を購入されたい方はぜひ、ここを訪れるといいのでは。
今回は、人へのプレゼントにハンカチを数点購入。友人は絞り柄のコースターを購入。
「いつかここで浴衣を仕立てたいね~」と夢をふくらませる。

2009-09-15

ハンドメイド親子、集まれ!

器用なママは、すばらしい。

一枚の布を、みるみるうちに可愛らしい袋に仕立てたり、ときにレース糸からコサージュを、はたまたカバンまで作り上げる、その技術。そのデザイン性。

同じホモサビエンスとして、こうも違うものか…と、ぞうきんづくりが関の山の(?)筆者は、ただただ感心する。

そんな、「モノづくり」が好きな方へ、注目のイベントが開催されます♪

***
9/27(日)に名古屋市の白鳥公園で行われる、熱田区区民まつりのなかでの『さあ、あなたも雑貨屋さんになっちゃお!』企画。

親子でつくったハンドメイド雑貨を、区民まつりにて“雑貨屋さん”になって販売してしまおうというもの。

費用は、なんと一組たったの500円!
材料費のみ、というプチ・プライスで、フリーマーケット感覚でお店やさんができてしまいます。

「作る自信がない…」「間に合うかわからない…」という方もノープロブレム!

9/19(土)13~15時半の二時間半、カフェ&ベーカリー マイルポスト(名古屋学院大学 日比野学舎1階に移転しました)にて、ちゃんと製作の時間をご用意してます。
お手玉、巾着、布製カバーなどなど…みんなで作れば、また楽しい♪

19日と27日、両日とも参加ができそうな方は、思い出にのこる親子イベントとして、ぜひぜひ参加してみては?

お申し込みは、カフェ&ベーカリー マイルポスト 052-784-7988(平日14~17時受付)  8組限定、9/18(金)〆切なので、お申し込みはお早めに♪
(※写真はイメージです。)

2009-09-01

パネル展で、20世紀の名古屋へ行こう。~9/6まで。

たとえば「昔の広小路は、こんな感じだったんだよ。」とか、「星が丘は山があってね。」とか。

昭和の名古屋を語る、その人が過ごした風景はたぶん今とは全然ちがうものだったんだろうな、見てみたいな、と思ったことはありませんか。

じぶんは名古屋で暮らして20年たちますが、それでもそれ以前の名古屋はまだまだ知らないことが多い。

そんな懐かしい名古屋の風景や、思い出話がパネルで紹介された『“名古屋へのラブレター”ふたたび~こころのなかの“まち”展~』が、9月6日(日)まで、金山南ビル(全日空ホテルやボストン美術館がはいっています)で開催されています。

ナナちゃんのデビュー当時、青年の銅像があった名古屋駅、金山駅を走るSL機関車、昔の川上貞奴邸、納屋橋など、「へえ~こんなかんじだったんだ。」というレアな写真をみて、昔の名古屋と、現在を比べるもよし。

そこで過ごした名古屋の人たちのいろんなエピソードを読みながら、ロマンティックなひとときを過ごすこともよし。

タイムトラベルは発明されてませんが、20世紀の名古屋へ、ちょっとした旅行きぶんになりますよ。

2009-08-24

おめでとう中京大中京、日本一!

フィギュアスケートの美姫ちゃんや真央ちゃん、小塚くんで知られている中京大中京(高校)が、またまたやった!

全国高校野球、夏の甲子園を制しました!ニッポン一!!パチパチパチ。
すっごーい。

今回は愛知代表で、名古屋の中京大中京が出ているとあって、気にかけていた甲子園。
だいたい東邦、愛工大名電、中京大中京がこのあたりの野球の名門というか、出場することが多い。
他にも競合校はまだまだあり、切磋琢磨するライバルがいてこそ強さを維持することができるのであろう。

とはいえ今年、ベスト8までするする勝ち抜け、気がつけばベスト4に。
「もしや…」と思いきや、決勝戦へ。
「まさか…」と思ったら、勝ってる…そして優勝!

中京大中京は古豪として、1970年まで何度も全国優勝している名門野球校だが、男女共学になってからは初めての優勝。漫画「タッチ」みたいなドラマがあるかもしれない。

しかし日本文理とも双方のチーム、力がある試合だった。
さいごまでやりぬく、あきらめない姿勢が、こうも凄い感動をうむものか。

みんな甲子園を好きな理由がわかるなぁ…夏の終わりに、熱いものを吹き込まれた、日本の風物詩というより“誇るべき文化”といってもいいかもしれない。
坊主がなんとも、かっこいい。男の子って、感じである。

2009-08-12

盆まえの地震。

ことしは変な気候だ。

ずっと梅雨が続いている。
梅雨明け後に、台風。
夏の日差しをほとんど受けず、くもり空が続き、そして盆を迎える。
いつのまにか、秋の日差しと風が、空気のなかに混ざっている。

盆のまえに、きのうの朝、地震があった。

名古屋市は震度3~4。
静岡が震源地とあって、東海大地震かと思ったが、東海大地震ではないようだ。

横揺れだったので、そこまで激しく揺れた感じはなかったが、東海大地震はさらに大きなものになるらしい。

今回より、さらに大きい地震…揺れが終わった後に見える景色は、大惨事になっているかもしれない。こわいな。

おりしも半月後は、さまざまな場所で防災訓練が行われるだろう。
「東海大地震は、すぐ近くに在る」と肝にめいじ、ご近所と助け合って、いざという日に備えたいものだ。

2009-07-29

パンダマンを見た!?

それは世にも奇妙なものがたり…。

とある、七月下旬の日曜日のことじゃった…。
えいこく屋でフレーバーティーをまとめ買いしようと、覚王山に寄ったら、なにやら賑わいが…。

おお、夏祭り。

さまざまなごった煮の異文化が織り成すこの夏祭り、今回も雨は降りつつ大盛況。
アフリカのシアバターが安く売られてたり、アーティストたちの作品が買えたり、バリダンサーらしき人たちが通ったり、スウイーツの人気店がパフェを売ってたり…と、屋台を見るだけで楽しい。

ぶじ紅茶を買い、また地下鉄の駅に戻った。
携帯で電話をしていた、そのとき。

ことばを失った。信じられないシルエット。

地下鉄の構内、ゆったりと階段をのぼってくるのは、まさか…………、


パンダマン。

漫画『ワンピース』を読んでいる人なら
誰でも知っているであろう、パンダマン。


しかも全身。

きつねにつままれるように、見入っていたら、目が合った。

笑いもしない。He is クール。

そして彼は、夏祭りの雑踏のなか、消えていった。

いったい何だったんじゃ、ありゃ。

2009-07-20

夜のセントレア

中部国際空港(セントレア)にひさびさに行ってきた。
夜発の便。
そういえば、夜のセントレアに行くのは初めてだ。

尾張名古屋の人たちにとって、名古屋空港よりも距離は遠くなったセントレアだが、いいところは直行の電車がつかえるところ。
名古屋空港は直行バスかタクシー、自家用車に限られていたので、距離が近いのでそれでもいいが、やはり電車ですっと行けるのもありがたい。

名鉄ミュースカイは、洗練されたミニマムなデザイン。
なかに入るとアチコチぴかぴか光り、すでにエアポート感覚。
旅情をそそるなぁ。
座席指定ゾーンは空いていて、快適。ゆったりできる。

名古屋駅から30分乗って、到着。
着いたらそこがセントレア内だ。
「こんなにたくさんの人が乗っていたんだ。」と驚くくらい、ドアからスーツケースをごろごろと運ぶ人たちが降りてくる。

夜のセントレアは、昼間とはうってかわり、ひっそり。
旅行客や、ビジネスマンらしき方、セントレアでお勤め後の方が、時々ちらちらと姿をみせる。
日本情緒ある横丁も、ヨーロッパ感覚のレストラン街も、どちらも昼とは違う表情で、不思議な感覚。

銀河鉄道の夜を思わせた、幻想的なひとときであった。

2009-07-14

夏だ、花火だ!!

 
ということで・・・
東海地方の花火情報をどうぞ→『東海花火大会ガイド2009
こちらは全国情報→『全国花火大会一覧

名古屋市内は、7/20の「みなと祭り花火大会」かしら・・・

2009-07-13

宮の渡しから

ここ、僕が名古屋で好きな風景のひとつです。
熱田区の宮の渡し公園からの風景。
名古屋にも、こんな漁村みたいな雰囲気をかもし出している場所があることを発見したときには、なんだかうれしくなってきてしまいました。
写真よりも、実物は、もっといい雰囲気ですよ。

2009-07-12

公開評価会


今日は、豊田市で共働事業提案の公開評価会がありました。
+まちづくりも提案書を提出させていただいたので、プレゼンテーションをしてきました。

知ってる面々の中で話しをするのは大勢の中でも平気ですが、初対面の人のほうが多い場だと、さすがに最初は緊張しますね・・・。
とは言っても、7分の持ち時間内には、すっかり場慣れしてきて、質疑応答の時間には、タイムオーバーしてしまうくらいしゃべりすぎてしまいました。(それも、あまり褒められたことではないですが・・・)

結果は

次のステップ、市担当部署との協議に進むことになりました。

今年度中に事業化してもらえるところまで話しが進めば、来年度、僕らのアイデアが豊田市で実施されることになります。
なんだか、ワクワクしてきましたよ~。

2009-07-05

名古屋の夏の始まりダ・・・


名古屋の夏の風物詩といえば、大相撲の名古屋場所もそのひとつ。
相撲部屋がやってくると、本格的な夏も近い感じがしてきます。

今年も、僕の家の前のお寺にも相撲部屋がやってきました。
朝から、けいこの威勢のいい声が聞こえてきます。
毎年、変わらず季節を感じることができる出来事があるというのは、いいものですね。
娘を保育園に連れて行くついでに、たまに、けいこを見させてもらってます。

お寺に来ている部屋は、花籠部屋という部屋。
去年の名古屋場所では幕内力士がいましたが、今年は十両が最高位です。
まだまだ、小さな部屋ですが、大関とか横綱になる力士がいるかも?と期待するだけで、なんだかワクワクして来ます。

若者たち、がんばれよ!!

2009-07-01

ドラゴンズ電車

このあいだ、たまたま乗った地下鉄がドラゴンズ電車でした。
ドアラがいてびっくりしました(シールですけど)。

2区間ぐらいしか乗らなかったし、混んでたのであまり観察できなかったけど、
なかなか凝っていて、いろいろ見て楽しめそうな感じでした。

たまにこういう特別な車両にあたるとちょっとうれしいです。
毎日通勤に地下鉄を使ってるのでまた乗れるといいなー、なんて思っています。

ちなみに私、ドアラの耳あて持ってます。
ドームで応援するときはいつも装着。今年も応援に行きたいなー。

2009-06-30

降ったりやんだり、たまに晴れ間。

ことしは空梅雨ぎみでしたが、いよいよ今週から梅雨も本格モード。
降ったりやんだり、どしゃ降ったり、やんだり、と、空模様が七変化しております。

じめじめうっとうしい天気ですが、この梅雨が終わると、さようなら雲さんとばかりに空が晴れ渡り、太陽をさえぎるものが何もなく、地獄のザ・名古屋の暑い夏がはじまります。

その前の、ちょっとした小休止というか、涼しさキープの今の時期。
気温でいえば快適です。

この梅雨が明けたとき、アスファルトの照り返しで倒れそうな、ビールやプールやかき氷や冷たいわらび餅なしではいられない夏がはじまる…ううううううう。(うれしカナシ)

2009-06-20

ウルトラでミラクルな恋をみた!?

中村一義のヴォーカルが心地いい100sの音楽に誘われて、
映画『ウルトラミラクルラブストーリー』を見に行った。

先月行われた主演俳優と監督の舞台挨拶付の上映会は、
あっさり完売で 見れなかったんだが、その舞台挨拶も
行われた映画館。
カフェでカプチーノとサンドを食べつつ、青森グッズらしき商品
(雑貨のレベル、かなり高し!)を見つつ、上映を待つ。

そして開演。

映画は、
とっても不思議な、

ええええええーーーっっっ……………っっっ…………………
…………っっっっっっっっっっっっ……………………………うっ。

エンドクレジットになっても動けない。それくらい不思議な映画。

むかーし『デリカテッセン』という映画を見たときも、こんな不思議な
きぶんになったなぁ。
日本の映画も、こういう映画がマイナーすぎる位置にないところで
上映されるとは、すごいね。

映画監督という職業は、昔はガテン!なイメージが強かったが、
さいきんは西川美和さん、河瀬直美さん、井口奈己さん、タナダ
ユキさん、そしてこの映画を撮った横浜聡子さん…なんとも個性
ゆたかな女性監督が増えた。
じつに枠をひょいひょい超えて、自由な作風でつくりあげてくる。

今年の「あいち国際女性映画祭」は誰がゲストで来るのだろう。
楽しみだなー。

男だらけの『蟹工船』も見たいがネ。(なんといってもSABU監督!)

2009-06-14

新車両デザインラブ♪

ちょっと嬉しいとき。
名古屋市の地下鉄にのったときに、たまーに新車両とめぐりあうと
「ラッキー♪」と思う。

まだピカピカの車内に、すみずみまで行き渡った小粋なセンス。

新しいシートは、ちょっと和柄風味。
すわり心地もよいし、車椅子対応もちゃんとされている。
ドアの近くは、イエローのすべり止めがあって心づかいがニクイ。

電光掲示板の案内も、英語と併記されている文字の扱い方は、まるで
パソコン画面のようで見やすく、押し付けがましくなく情報をきっちり
教えてくれる。
車両をつなぐドアもさりげなくヒューマン。 ガラスが大きくとられていて、
車内というより、もはやインテリア。

そ・し・て。
さいきん気づいたのが、つり革!
まるでスウェディッシュデザインのような愛らしいフォルムに、普通席は
白いつり革、優先席はオレンジイエローのつり革、とパッと見て優先席
であることを分かりやすく伝えてくれる。

そんなわけで、派手な主張はないけど、すみずみまで気持ちよく使える
ようにデザインされた新車両、座るだけでラッキーな気分にさせてくれる
のである。

2009-06-11

田植えが終わりました



まだ稲が小さいので水面に映る景色がとてもきれいです。稲が伸びるまでのほんのひとときの楽しみです。
真ん中の光は名古屋駅周辺のビル。カメラが悪いのであまり感動を伝えられないですが、本物はもっと綺麗ですよ。
稲沢の田舎から名古屋のビル群をみて楽しんでます。あの光の下で仕事をしている人や、食事をしている人いろいろな物語があるのでしょうね。
こっちはカエルの合唱の中、そちらの光の数よりも多いだろうカエルのロマンスが展開しているはず。
だって寝られないくらいの大合唱なんですから。

2009-06-04

川の流れをたどる。

川とまちは、共にある。

漫画『NANA』では、奈々とナナという女の子たちが、ともに多摩川のほとりにあるマンションで、二人暮らしをするところから舞台がはじまる。

東京にいる二人が、何かあると川べりに来て、さまざまな感情を、やわらかな風景のなかで溶け込ませる。
それが実にいいのだ。

川というのは、森にもまちにも流れ、色々な地域とつながっている。
人と自然を結んでいる、大事な存在なのかもしれない。

名古屋の川といえば、まず巨大な庄内川。
矢田川(つい最近まで、ここで大きな花火大会がありました)は香流川と結ばれ、庄内川とあわさり、ゆったりと大きな河となる。

そして都心を流れる堀川。昔、名古屋城が建てられたあたりに作られたとか。
江戸時代の人たちが汗水たらして掘ったんだなぁ、と思うと感慨深い。
(あ、だから「堀川」なんだ。)

東に流れる植田川は、やがて天白川となり、藤川とまざりながら、扇のようなラインを描く扇川と重なりあう。


そして山崎川。
文教地区を流れる山崎川は、その流れをたどると、昔の名古屋の文化を感じることができる。
ライトアップした桜の美しさで有名だが、もともとはこの辺りが昔の名古屋の東側であったことを考えると、明治文化、大正文化が伺い知れて面白い。

写真は東山荘のあたりの山崎川。
うっそうとした自然の力が、川に残されていて、美しい。

山崎川も、たとえば川名のあたりなどは違う表情を見せて面白い。
NANAじゃないけど、いろんなドラマをそっと包み込んできたかもしれない。

2009-05-30

まちさんぽ《東山荘》

5月17日に「+まちづくり」主催で、まちさんぽ《東山荘》を行いました。
東山荘と瑞穂区石川橋~桜山界隈のまちあるきです。
当日は、あいにくの雨模様となってしまいましたが、雨の庭園というのもなかなかのもの。
楽しくまち歩きできました(?)


雨と言いながら晴れの写真ですが・・・。
門と塀は「名古屋市都市景観重要建築物」なのですが、記念撮影した写真しかなかったので、私のストックから。

東山荘は、大正時代の建築で、綿布商伊東信一というお金持ちの別荘だったそうです。
現在は名古屋市の施設で、 茶道、華道をはじめ、さまざまな用途で利用できるそうです。
建物の利用は要予約ですが、庭園の見学は受付で申し込めば、開館時間内ならいつでも見学できます。

東山荘は時代を物語る、洋館のついた和式建築です。

つづいて歩き。
地域柄、お屋敷がたくさんあります。
東山荘もそうですが、和式建築に洋館がついているお屋敷が多く、まちの変遷を物語っています。

トトロの”サツキとメイの家”に似ていると紹介されている家なんかもあります。
お花を、がんばってる家なんかも・・・。
お腹がすいたので、かしわ屋さんでコロッケ食べました。

銭湯の煙突や、路地のある風景なんかにも出会うことができます。

 ・・・手抜きですけど、とりあえずこんなとこで許して。。

2009-05-28

梟くん

こんにちは。訳あって投稿してみました。
名古屋市内に住んでいないので、ちょっと違った視線かもしれませんが面白いもの探してがんばります。
これは我が家の玄関にあるふくろうくんです。
我が家の福を呼び込むために日々がんばっています。
みなさんにも福が行きますように。



2009-05-20

はじめまして

4月から+まちづくりのメンバーになり、
このたびblogデビューいたしました「くず」と申します。

名古屋生まれ、名古屋育ちのわたくし、
趣味はまち探検と、おいしいもの探しです。

これから名古屋のまちのいろいろなことを
たくさんご紹介できればと思います。

よろしくおねがいしますm(._.)m

2009-05-18

発表!クイズ、これどーこだ。

一週間くらいたちましたので、発表しま~す♪

コメントでもいただきましたが、
正解は…モード学園スパイラルタワーズ です!

名駅の摩天楼群(他はJRセントラルタワーズ、ミッドランドスクエア、名古屋ルーセントタワーあたり)の中ではやや小ぶりながらも、個性では負けませんっ!!というこの斬新なデザイン。

さすが、ファッションのモード学園さんです。個性派ですね。

一見ひとつのビルなのに、タワー“ズ”なのが、ちょっぴり不思議。
なかが別々の建物になっているんでしょうか…。
三つのボリュームでできているらしいですが、謎を解明するために入ってみたい!とウズウズします。

ざんねんながら、学生さんしか上に入れなさそうですが、一階のコンビ二と地下の飲食店はオープンです。
コンビ二をでたところで、せーので上を向いて、「あ、目がまわる~」体験をしてみるのも、なかなかスリリングですよ♪

2009-05-12

石垣


ナゴヤ球場の実物をはじめて見たのですが・・・
(ナゴヤドームじゃないですよナゴヤ球場)
外野席の裏って、石垣だったんですね。
何か風情があって・・・
こんなところから野球場に入っていけると思うと、なんだかワクワクしてきます。
(って、僕だけ?)

野球観ながらビール飲むんだったら、断然こっちかな!!(ってのも、僕だけ?)

2009-05-11

クイズ!これどーこだ。

さて、この写真、どこを撮ったものでしょう?

ヒント; 見上げると目が回ります。

建設当時は、どうやって作るつもりなんだろう?と思ったこのビル、
△▽の組み合わせで、このクルクルが実現した模様。

NYのグッゲンハイム美術館にも負けないくらいのクルクル感が
自慢です(!?) 

答えは 一週間後くらいに発表!

2009-04-19

イケ麺同窓会?

名古屋はせまい。

もちろん、ここで言うのはエリアの広さではない。
人間関係が、“顔を知ることができる広さ”なのである。
名古屋に十年も住んでいれば、知り合いが別の知り合いの友達とか、不思議な偶然が起きる。
保守的というイメージがあるが、ずっと暮らしていると、横のつながりもできやすい。

仕事関係になるとさらにせまくなることも。

これが名古屋のローカリズムの素晴らしさ。
ねらっているわけでもないのに、気がつくと、人とつながっている。
下手な行動はできないが、そこが、あったかい。うれしいサプライズは歓迎である。

さて、前置きが長くなったが。
いまボーっと、中京TVさんの「PS」(加藤君が出ているやつである)を見ていたら、「あれ?なんだか見慣れたお顔が」とびっくり。名前のクレジットをみて、やはり…と二度びっくり。
昔、宣伝会議さん主催のコピーライター養成講座なるものに参加していたときに、講師としてお世話になった方が、登場しているのだ。

しかもイケ麺ラーメン店主として。
ああ~~びっくり!
そういえば、その方は昔から料理が上手だった。ホームパーティに行ったときに、「店が開ける腕!」とみんなで大絶賛してたが、まさか本当に店をお持ちになってしまうとは。
しかも麺はとっても美味しそう、チャーミングさに満ちた一杯である。

ラーメン屋さんに行って、ご挨拶がてら、このブログ「名古屋まち散歩」も、ぜひご覧いただかなくては。
「ちょっと文章にチャームが足りないよね。」なんて言われたりして。それもまた、なつかしく嬉しかったりするんだけれども。

こんなふうに、お世話になったあの方この方、ちょっと不精してしまっている方も、ときに美味しそうなラーメン屋さん店主さんとなってTVを通じて、近況を知ってしまうことがあるかもしれない。
というわけで、八事へ訪れたときは、イケ麺ラーメン店に同窓会として(?)行ってきます!

2009-04-16

アノ人を見た!

いよいよ名古屋市長選挙まで、あと10日。
今回の候補者は、個性派ぞろい…ということで、誰にしようかアタマを悩ませてしまうかも。
マ、それだけ選択肢が広いということで。
あぁ~ヒラリーさんかオバマ氏かマケイン氏か頭を悩ませた、アメリカ国民の気持ちがわかる!!なーんつって。

しかし今回は、いわゆる選挙カーの「朝から晩まで、とにかく名前を連呼しますよ攻撃」が、すくない。
市長選ってこんなもの?

そのかわり、それぞれ候補者の多彩な選挙運動(とゆうのか?)を目撃!

①あるときはパパ草野球の練習に現る街頭(?)演説。よっスポーティ派!
②あるときは人通りが多い都心部、候補者チームが元気よくアピール。よっPR派!
③あるときはドラゴンズのBGMを鳴らし、「本人」とかかれたノボリを立てた自転車で候補者走る!よっドラゴンズ派!(?)

選挙運動期間中は、いちばん市民に近いところ、まちに候補者がよく現れます。
というわけで今は、候補者にめぐりあえる貴重な期間。
まちへ出て、どんどん会っちゃいましょう!

誰か1人は、10日後、名古屋市長になります。
この目で、実物を確かめて、マニュフェストを読み込んで、じぶんの経験や考えを重ねて、キチョウな一票を投じたいもんです。

2009-04-11

日比野ひとまちネットinひびのコイまつり

満開の桜のなか、あしたは金山ちかくの日比野において、商店街主催の
「ひびのコイまつり」が行われます。

毎年、日比野の人たちが多く集まるこのお祭り、今年はなんと!!
毎年行われている、地域のまちづくりびと養成講座からうまれたNPOが
デビューします。 その名も「日比野ひとまちネット」。

たのしそうなコイまつりのイベントブースで出店するのは「親子でパン教室」、
ステージで登場するのは「なごや健康体操」。
準備段階をのぞけば、なんだかアットホームで、楽しそうなふんいき♪

ひびのコイまつりは、なごやんの笑顔にいっぱい会えそうな予感満開です。

2009-04-10

ウィーンの音が芸文で鳴る。

芸文と親しく略しているのは、愛知県芸術文化センターである。
栄のまんなかに位置し、TV塔を東に、NHKとオアシス21に囲まれた建物といえば、「ああ、あれね」とお気づきになるのではないか。

愛知県芸術劇場大ホールとコンサートホールがあり、オペラやバレエやクラシックコンサートなどが多く行われているので、訪れたひとも少なくないと思う。
(ほかにも美術館やライブラリーなど、かなり“ツカえる”充実した施設!)

隣にある、オアシス21の銀河の広場のうえの公園(空中庭園のような、ふつうの公園のような、不思議なレイアウト)では、写真のようなオブジェがある。

これ、ただのオブジェではない。芸文の入口付近だからか、これ自体がアートというか、ミュージックというか。
時間がくると(いつかは分からない)リンゴンリンゴンと音楽を奏でてくれるのである。
それもよく聞くと、何体かあるオブジェ、一体一体ちがうパートを鳴らしているような…。

そんなオブジェが奏でるBGMを日の暮れに聴き、ライトアップするオアシスを通り抜け、芸文へ向かったのは先週の金曜日。
ウィーン国立歌劇場、ウィーン・フィルのメンバーを中心としたコンサート、その一週間にもわたるツアーの杮落としというか、公演初日であった。

某有名企業が主催するこのコンサートに行くのは今年がはじめてだが、これが想像以上に素晴らしかった。
ウィーン・フィルのメンバーはリラックスした雰囲気で、最高の音楽を奏でてくれる。
その空気をとかすような柔らかい音色の調和に思わずうっとり、美しいウィーン旧市街が思い出された。

そのまちの音楽家は、そのまちを連れてきてくれる。

ソリストの歌声にも聞きほれ、児玉桃さんのピアノに煌めきを感じ、名フィルとの100人を超えるかという壮大なオーケストラに迫力を覚える。

先週から今週にかけて、ウィーン・フィルを中心としたコンサートは全国各地で行われ、今夜くるっとまわって名古屋で公演。
今日は名フィルとの演奏はなく、ウィーン・フィルを中心としたメンバーのみの演奏会らしいが、彼らがここ栄で奏でてくれるのは今ツアーでは最後。帰らないで~と名残惜しい。

企業主催のコンサートではあるが、ぜひ来年もここで素晴らしい音楽を運んでほしい。
名フィルとの、ここでしか作り出せない音楽も聴かせてほしい。
訪れる人々の、感動の表情をみて、そう思う。
ウィーンの音が名古屋を美しく彩ってくれる、素晴らしい夜に、乾杯。

2009-04-01

桜が咲いた。

あたたかくなったと思いきや、花冷えの毎日が続きましたが、 4月、ようやく春の陽ざしがもどってきました。
名古屋の桜もじょじょに満開になりつつあります。

桜の名所はさまざまにありますが、宴で賑わう鶴舞公園をはじめ、名古屋城とのコントラストが美しい名城公園、年は桜の植樹もあった東山公園、平和公園の桜も見事です。

川べりでは山崎川や、黒川もところどころに美しい桜スポットが…。
まちでは、藤が丘の桜のトンネルも、赤毛のアンのお話に出てくるようで、夢ごこちの美しさ。

他にも桜の名所や、美しい花を咲かす桜の古木は数知れずあるでしょう。
“じぶんだけの桜の名所”、よかったらそっと教えてくださいね。

2009-03-18

春はじめ、ランナージョガーの花が咲く。

さいきんのジョギング、マラソンブームもあってか、ここ名古屋や近郊で行われるジョギング大会も盛り上がりをみせている。

じつは筆者もジョギング大会に参加し、数キロ走ったが、これがなかなか楽しい!走ればスグにかんたんに汗がかけるジョギングは、手軽にはじめられるスポーツだ。お金もかからない。

さて、今年も名古屋国際女子マラソンが行われた。
名古屋国際女子マラソンはTVで見る派だったが、今年はQちゃんが
ありがとうランで走るというので、「ナマの走りを見たい~」と見に行った。

3月8日、まるはちの日(これがわかる人は名古屋人!)ではないが、名古屋だからか、はちの日なのか。
新鋭のランナーたちと、ジョガーとしての第一歩(走)を見せてくれるQちゃん。

昼過ぎ、駅に着いて地上に出ると、テープが貼られ、走り抜ける選手の数々。いつもの道が、ふんいきが違う。
色あざやかだ。女子マラソンらしく、軽やかな華がある。
トップの選手も、Qちゃんも通り過ぎた後だったので、復路を待つことにする。
待つこと1時間。テープが貼られ、沿道の人たちも増えてくる。
一般車が止められ、いよいよという感じ。空の上のヘリコプターの音も大きくなる。

来た!
警備の車やバイク、中継カーの後に、トップランナー(その時は新谷さん)が現れる。
と、思ったら消えた。さすが早い。携帯のカメラ画面に映るのは道路のみ。
次のランナーも来た!またもや携帯カメラ失敗。
4人目くらいから、撮影のコツがつかめる。(写真)
もうゴールまで残り10キロくらいの場所なので、かなり選手と選手の差が開いている。
沿道から「がんばれー」の声が大きく広がる。

トップから待つこと数十分。
第二の波、というか、ふたたび中継カーが現れ、沿道の盛り上がり。
Qちゃんだ!!

黄色のコスチュームを来ていたQちゃんは、笑顔で走り続け、花のようだった。
走ることは、つらくて苦しいものではなく、楽しいものであるということを教えてくれた
Qちゃん。彼女、そして国際女子マラソンのコースを走りぬいた、すべての選手が、
美しい花を沿道に咲かせてくれたかのようであった。

(追)Qちゃん、奇跡的に大きく撮れたけど、アップすぎてブログに載せるのはやめておきます。
やっぱり笑顔で、素敵な走りでしたよ!!

2009-03-03

地域のまちづくりファシリテーター養成講座

私をはじめ、一部の+まちづくりメンバーが実行委員に参加して企画を進めさせていただいている「平成21年度 地域のまちづくりファシリテーター養成講座 ”エコ交通マップづくり”からエコライフを考えよう♪」の募集が始まりましたので、ご案内させていただきます。

詳細は、「名古屋都市センターウェブサイト」で。

関心のある方は、お申込みください。

2009-02-21

ヒゲとボインとロックだ!

いまTV「僕らの音楽」をみて、再結成したユニコーンのライブをみて、感動している。
あああああ~~~、やっぱり音楽っていいぜ。ロックっていいぜ。バンドっていいぜ。
そんな忘れていた記憶を、よみがえらせてくれる。

80年代。
現在クラッシックの楽器が美しく輝いている伏見YAMAHAも、当時はロックなギターが占めていた。 いちばん上のホールは、毎月ロックなひとたちでライブを行っていた。
E.L.L.は、数々のミュージシャンのライブ登竜門、伝説の箱だった。 酸欠ファン多数だった。
やまちゃんは、当時はサラリーマン(短髪)たちとロックミュージシャン(長髪)たちが、それぞれのテーブルで語らいながら、手羽先をほおばっていた場所だった。
(わかる、わかる~と思った方、筆者とかなり同年代です!)

ユニコーンのヒットした曲「ヒゲとボイン」が、四半世紀くらいたって、こんなに心につきささってくるとは。
まだまだディープな場所が多かった80年代の名古屋が、心によみがえってしまったではないか。

やっぱり音楽って、すごいなぁ。
いま80年代バンドの復活ライブが多いが、行きたくなってしまった。
願わくば、じぶんが一番好きだったボガンボスのライブに行けたら最高だけど、それは叶わぬ夢。
そういう意味でも、今なお変わらぬかっこよい音楽を奏でてくれる彼らに、感謝したいのである。

2009-02-13

名古屋とブラジル。

三河に行けばブラジル人らしき人たちに多く会うが、名古屋においてはその限りではない。
もちろんブラジル人の方も多いだろうが、みんな実に国籍はさまざま。まちで飛び交う外国語も、英語や中国語が多い。

公共交通機関に乗ったり、スーパーなどでブラジル人をよく見かけるのは、むしろ西三河地方の方だと思う。

ではブラジル人(日系ブラジル人など)が、名古屋では少ないのか?といえば、そういう訳でもないだろう。

というのはブラジル人向けのブラジル料理店や、材料店(日本語表示が少なく)が、気がつけばアチコチに点在していて、その数も増えているからだ。

すこし前にさかのぼるが、昨年2008年は日本ブラジル交流年(日本人ブラジル移住100周年)だったようで、大々的にイベントを行っていた。

そのひとつが栄・久屋公園のブラジル交流フェスタ。(写真)
ブラジルで人気の歌手、ジルベルト・ジルさんを招いて、日本のミュージシャン 宮沢和史さん率いるGANGA ZUMBA と一緒にライブを行っていた。
宮沢さんのヴォーカルもあいかわらず凄いが、ジルベルトさんも素晴らしい唄声、そして観客を魅了するエンターテイメントぶり!
音楽のチカラは国なんて関係ないんだと感じさせてくれる。

お客さんもブラジル人が多く、みなさん家族ぐるみで来ていた。
ファミリーを大事にするお国柄かなぁ、という印象。
サッカーで親しみはあっても、ブラジルはポルトガル語ゆえにちょっと遠い存在だった。
だが、イッキに身近になった。

国際化社会、といわれているが、もともと目指していた国際化社会とは、ちょっと違うのかもしれない。
英語をしゃべらないポルトガル語圏の人たちが、こんなにも多く住んでいる。
ほんとうは、中学、高校は英語だけでは間に合わないのかもしれない。
現実が、国際化のリアルに迫っている。

その素晴らしいイベントの数ヶ月後、未曾有の不景気がやってきた。
日本ブラジル交流年がふたたび未来に行われるよう、日本に住む、日本人と外国人が手を取り合って乗り切っていけたらいいな、と思う。

2009-02-12

ロボットフェスタ。

丸の内にある県産業貿易館で、「あいちロボット技術フェスタ」が一日だけ
開催されるとあって、行ってきた。

県内の企業や学校が制作したロボットを披露…とあって、会場はどちらかと
いうと手作り感あふれる雰囲気。

万博で見せた「完成されたロボット」もいいが、こういう手作りロボットも
親しみやすくっていい。じぶんでも作れそうな気になるし、いろんな産業の
技術が、こういった一つひとつの積み重ねなんだと感じさせてくれる。

しかし中部の多くの大学が、ロボット系の研究室を持っていることに驚いた。
いかにも理工系の大学生たちが座っていて、上手なセールストークはない
が、 質問をすると親切に教えてくれる。
TV中継が多く来ていたが、カメラに紹介する姿はキラキラしていた。

高校生や専門学校生、みんなが作ったユニークなロボットが、自由に動く。
一生懸命モノを作るその輝きは、未来を感じさせてくれた。

2009-02-03

梅が咲いた

ベランダの鉢植えの梅が満開になりました。

10日ぐらい前に咲き始めたのですが、書こう書こうと思いながら、今に至ってしまいました・・・。

ここ天白区は梅畑が多く、もうしばらくすると、このあたりも梅の花の香りが漂い始めます。
早春の香りを楽しみに、散策してみるのもよいかも。

平針にある名古屋市農業センターでは、2月28日から3月15日まで、恒例の「しだれ梅まつり」も開催されます。
ご関心がありましたらどうぞ。

2009-01-27

マイルポストへ行こう♪

国際会議場やセンチュリーホールがある日比野、その商店街、五差路の交差点近くに、マイルポストがあります。

マイルポスト。
名古屋近辺に住んでいる方なら、「名前を聞いたことがあるな~」と思う方もいらっしゃるかも。
ここは学生さんが企画~運営まで関わっているという珍しいスタイルのカフェです。

すみずみまできれいな店内は、白を基調としたオシャレでくつろげるインテリア。
手作りパンとおいしいコーヒーがいただけます。

ランチを頼むと、かわいいパンとたっぷりとしたスープが運ばれてきました。
このあとコーヒーもついて、500円~。
自然光が差し込む明るい店内は、映画「かもめ食堂」にでてくるお店を思い出させます。

またフェアトレードの紹介など知的な雰囲気も楽しめるし、センスのよい海外の雑貨も販売しています。

そんな「おいしいコーヒー&パン」+something new が楽しめるマイルポスト、ときどきパン教室や蓄音機コンサートがあったり、企画モノも要チェックです。地域にうれしいお店ですね。
追)さいきんお引越しして、名古屋学院大学の1階になりました。
  メニューなども変わっていますが、あいかわらずスタッフの元気が伝わるお店です。

2009-01-19

さよなら貨幣資料館

名古屋栄のど真ん中に、貨幣資料館があります。
たしかそれは東海銀行のときからありました。
今は三菱東京UFJ銀行、貨幣資料館。

東海銀行は、ここ東海地区においてはかつてナンバー1、さまざまな歴史的な資産があったような。
ここもその一つ。

都心にあるのに、なんと入場無料!
行った人からは「いいよ~」とオススメされてました。

その貨幣資料館が一月いっぱいで現在地では終わり、東区泉の文化のみち付近に移転するとのこと。
なんだか東海銀行が遠く離れていってしまうようでもあり、あわてて行ってきました。
伏見から降りて、広小路通りを三。四分ほど。(栄からは六、七分)
大正レトロな建物が見えてきました。
思ったよりも小さい。昭和元年の建設だそうです。東海銀行の旧本部だったそうです。

なかにはいると、展示が充実している!
日本の古来からの貨幣、江戸時代のいわゆる大判、小判、銭刀など。
両替屋の店先まで再現されていて、お金の文化は歴史が古いなぁと実感します。

また世界のお金も、昔から現在、記念貨などなど。
日本の歴史と、世界の広さを感じます。

たしか昔は、お金=そのものに価値(原価) が近かったような。
いつからか、紙幣が中心に変わるようになり、お金はそのものに価値は薄まりました。(たしか一円玉が、いちばん原価率が高い(一円に近い)という記憶が…)
一種の信用手形みたいなものだけど、それだけ紙幣が信用されている、ということですね。

いまはサブプライムローン問題などで様々な乱高下があり、実感がともなわない「お金という記号」が動いている印象を受けます。
かたやドラマ「銭ゲバ」のように、1円や、100円の「生きるためのお金」の大切さも考えたり。

そんな「お金って一体なんだろな~」など考えさせてくれる、貨幣資料館。
現在地では、1月30日までやっています。(平日のみ;9時~16時まで)

浮世絵などの展示も充実してますので、ぜひ機会があれば訪れてみてください。
東区への移設開館は4月下旬からだそうです。


2009-01-08

あけまして初詣。

あけましておめでとうございます。
ここ名古屋もすっかり仕事はじめを迎え、街が動きはじめています。

さてさて。
いつもお正月は近くの神社で初参りをしてますが、今年は九州で新年を迎えたので、三が日、太宰府天満宮に初詣に行ってきました。

予想はしてたけど、そりゃもう、きゅんきゅんな人出でした。
道路渋滞で動かず、行ったら人も多く動かず…。
有名な太鼓橋は満杯の人づくしでした。

名古屋は真ん中に熱田神宮、すこし足を伸ばせばお伊勢さん、豊川稲荷もあるよ、ときゅんきゅんの人出の初詣スポットは多いわけですが、やはり太宰府天満宮もすごかった!

車で行きましたが、渋滞でピクリとしか動かなくなったので、都府楼跡ちかくの駐車場に止め、太宰府天満宮まで三キロを歩きました。

その道が、なんとなく風雅でよいんです。
広々とした都府楼跡やさまざまな歴史的な建造物があり、学問のルーツの場であるふんいき漂います。
そして学校がありましたが、門構えが歴史を感じさせて素敵です。(写真)
こんなところで勉強したら、背筋のびそう。

じつは名古屋の、熱田神宮のあたりにも様々な歴史的な場所があり、歩くといろんな発見があります。
同じように、昔の校門を残している学校もあったような。

いまの学校は、いわゆる鉄筋コンクリートの外観が一般的だけど、こういう昔の「塾」のような「学び舎」のような、そんな造りをあえて残したり、デザインするのも素敵ではないかしら~、そんなことを思いました。

歴史の香りって、やっぱ背筋のびますもん。
人は多かったけど、やはり初詣は楽しいもんです。