たしかそれは東海銀行のときからありました。
今は三菱東京UFJ銀行、貨幣資料館。
東海銀行は、ここ東海地区においてはかつてナンバー1、さまざまな歴史的な資産があったような。
ここもその一つ。
都心にあるのに、なんと入場無料!
行った人からは「いいよ~」とオススメされてました。
その貨幣資料館が一月いっぱいで現在地では終わり、東区泉の文化のみち付近に移転するとのこと。
なんだか東海銀行が遠く離れていってしまうようでもあり、あわてて行ってきました。
伏見から降りて、広小路通りを三。四分ほど。(栄からは六、七分)
大正レトロな建物が見えてきました。
思ったよりも小さい。昭和元年の建設だそうです。東海銀行の旧本部だったそうです。
なかにはいると、展示が充実している!
日本の古来からの貨幣、江戸時代のいわゆる大判、小判、銭刀など。
両替屋の店先まで再現されていて、お金の文化は歴史が古いなぁと実感します。
また世界のお金も、昔から現在、記念貨などなど。
日本の歴史と、世界の広さを感じます。
たしか昔は、お金=そのものに価値(原価) が近かったような。
いつからか、紙幣が中心に変わるようになり、お金はそのものに価値は薄まりました。(たしか一円玉が、いちばん原価率が高い(一円に近い)という記憶が…)
一種の信用手形みたいなものだけど、それだけ紙幣が信用されている、ということですね。
いまはサブプライムローン問題などで様々な乱高下があり、実感がともなわない「お金という記号」が動いている印象を受けます。
かたやドラマ「銭ゲバ」のように、1円や、100円の「生きるためのお金」の大切さも考えたり。
そんな「お金って一体なんだろな~」など考えさせてくれる、貨幣資料館。
現在地では、1月30日までやっています。(平日のみ;9時~16時まで)
浮世絵などの展示も充実してますので、ぜひ機会があれば訪れてみてください。
東区への移設開館は4月下旬からだそうです。
4 件のコメント:
こんにちは。
あの建物もなくなってしまうんでしょうか?
なんか、味も素っ気もない街並みになっていってしまいそうで、寂しい気分です・・。
コメありがとうございます。
おそらく建物は、名古屋市都市景観重要建築物に指定されている、とのことで、残るのではないか、と思います。
当時の広小路通を彷彿とさせる貴重な建築物だけに、ずっと残ってほしいですね。
文化のみちエリアから見ると、この資料館がこちらにやってくるのは、ある意味でwelcomeなところだったりします。
陶磁器会館を含め、赤塚周辺に集積が進みますね。
Teru2さん、コメありがとうございます。
たしかに文化のみちエリアは、だんだん充実してきてますね。
本丸御殿が完成するときには、丸一日かけても楽しみつくせないくらいの、見所たくさんのエリアになりそうです。
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