2010-04-07

高速道路の下。

日本の高速道路は「FREE」-無料ではない。
freewayというよりhighwayだし、turnpikeと言ってもいいかもしれない。

といいつつも、名古屋からは高速をつかえば日帰りでもあちこち行けて便利。

行楽のシーズンに限らず、静岡や長野、岐阜や富山、三重や京都など、休日にはそれぞれの好みにあわせてあちこち遊びに行く人もいるのでは。
さて、この高速道路。新しくできたものほど、透光性があったり、都市のまちなみに溶け込んだり、デザインが考えられているものもあるな~と思う。

でも昔からある高速道路は、てくてく下を歩いていると、上に「どーん」とやや圧迫感があり、重苦しい。

ところが少しずつ、高速道路の下の風景が変わってきた。

たとえば矢場町近辺では、高速道路の下を公園にしているが、90年代くらいから、BMX(自転車でクルクルまわるやつ)などストリートカルチャーが、こういう場で育っていったりする。

さいきん筆者が見かけたのは、高速道路の下の、きれいなグリーン。まるで庭。(写真)
緑のなかに、色とりどりの、季節の花が咲いている。
看板によると、ボランティアの方々によって手入れされているらしい。
こんな風に、緑を美しく育てられる人がいるまちって、素敵だなあ。

さいきんは、こういった美しい植栽で彩られている歩道などが増えた。
見過ごされがちな場所に、どれだけ光を当てられるか。それがまちの美しさにつながるかもしれないですな。いまは桜が美しい季節、薄桜色の花びらが、まちを優しく包み込んでます。

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